デザインによく使う、床に反射する画像
デザインでよく使う、床に反射する画像の作り方。
よく使うので使える人はいっぱいいると思うけれど、苦労して作ってる人ももしかしたらいるので紹介。
基本知識としてマスク処理というものを使うので、まず確認。
1.上下に素材を配置
まずは画像を取ってこよう。自分の撮った写真でも構わない。
取って来た写真をそれぞれ縦方向に反転して配置しよう。
下側が反射した画像になる。
これだけでもなんとなく反射っぽいが、床から遠くに離れるにしたがって不鮮明になるようにするとぐっとリアルに近づく。
2.反射面を作る
反射面は床から遠ざかるにしたがって床の色に近づくようにしよう。
つまり、今回の場合は白色に近づいていく。
たまにやっている人をみかけるが、床が白いからと画像の上に白に向けてグラデーションをかけるひとがいる。
今の場合はそれでいいが、床がもっと複雑な画像の場合はおかしくなってしまう。
ここはマスク処理を使う。
マスク処理は不透明度も保持しているので徐々に不透明度を上げていけばよい。
まずはマスク処理をしたい反射面を選択状態にする。
そのまま、反射面の画像のレイヤーに対してマスクをかけよう。
見た目は何も変わらないがマスクがかかっている状態。
では、ここから今設定したマスクをグラデーションさせよう。
マスクは白が表示領域、黒が非表示領域。
つまり、白から黒にグラデーションさせることができれば不透明度を段階的に変える事が出来る。
レイヤーウィンドウのマスク部分を選択(白枠がつくのを確認)。
選択範囲を取得するために「CTRL」を押しながらマスクを左クリックしよう。
次に、グラデーションツールを選択(「G」キーを押すだけでいい)。
カラーは白から黒になっていることを確認。
グラデーションツールを使ってさっきの選択範囲をグラデーションさせよう。
するとマスクに対してグラデーションツールをかけたじょうたいになる。
実際にやってみると画像がグラデーションされるのがわかる。
完成したのがこの画像。
今回のやり方では背景をつけても大丈夫。
3.おまけ
画像を複数にしたり背景をつけたり、いろいろアレンジしてみよう。
画像を取ってきて、並べる。
背景をつけてみたものがこちら。
今回のチュートリアルで、このような反射するアイコンを作ることもできる。
いろいろなところで使うのでぜひマスターしておこう。
